コミュニティサイト総括
あっというまに3月も半ばで、ウッカリ2月に会社ブログをまったく書いてないことに気が付きました。。。
ていうか、仕事に夢中でブログの存在を忘れていました。。。
と思えば、実は昨日で35歳になりました。
気持ちは20代なのですが、体力は40代かもしれません。汗
(ロウソクは35本いらないみたい)
それにしても、こういった区切りというのはいいですね、「よし!何かしよう!」という気になるからです。笑
って、まずは、体力作りから???
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さてさて、大きな区切りの一つは2005年にサラリーマン生活から足を洗って独立開業したことでしょうか。
同時に田舎暮らしも初めたので、とても大きな区切り、というか変化でした。
その時に思ったのが、例え小さなことでも社会貢献をしていこうという事でした。
今までは本で読んだり言葉にするだけで実行してきませんでした。
というわけで少額ですが慈善団体への寄付であるとか、WEBなどでの悩み相談やカウンセリングなども時間のある時にしてきました。
また、自分の場合はシステム構築が本業なので、社会に対して貢献できそうな非営利サイトは無償で制作するということもしてきました。(ただし運営はしません)
その中でも盛り上がったのは、自分と同じような考えを持った人を集めたコミュニティサイトの制作です。
カウンセリングをしている人のコミュニティサイトであったり、Give&Giveをテーマにしたビジネス共同体、エコロジーサイトなどですが、どちらかというとWEBサイトでのコミュニケーションというよりも、実際に会って情報交換したりイベントなどをして盛り上がりました。
ただ、やはり思ったのは、サイトもしくは団体としての理念・ポリシーをきちんと持つ事は重要だということでした。
例え慈善的なポリシーでサイトや団体を立ち上げても、こういったものに集まる人というのは、必ずしも同じように慈善的な心を持ち合わせている訳ではないということです。
言いにくいですが、どちらかというと営利目的でやってくる人の方が多いです。
ただ、営利をまったく禁止すると、ほとんど人が集まらないという苦しい事情もありました。
だからといって、誰でもOKとなると収拾がつかなくなるのは目に見えてます。
これにはホント悩みました。。。
もう一つはサイト運営の問題です。
ほとんどの場合、運営の担当さんが、運営に疲れてサイトを放置してしまうのです。
とはいえ、運営は大変な作業なので、簡単に責められないのも事実です。
場合によっては宣伝だったり、人・モノ・カネ集めだったり、物理的なアクションなども伴うので、かなり大変です。
よほどの気構えがないと続けられません。
サイトのメンバー(もしくは閲覧者)を管理するのも大変な作業です。
非営利で無償だといっても、一部の人は当然のように権利を要求してきます。
それに我慢して応えるには、相当の忍耐力と寛容さが必要です。苦笑
なので、自分がサイトを「制作してしまう」前に、かなりきつい調子で
「かならず運営を続ける自信がありますか?」
と必ず相手に尋ねることにしています。笑
さて、基本的には、まずはじめに企画者・運営者がいて、その人(人たち)の考えに共鳴して自分がサイトを制作するというのが流れなので、自分は運営はしません。
ただ、実質的には自分が部分的に運営に入らなければ先に進まないことも多々あり、けっこう大変なのです。
もちろん、運営自体は楽しいのですが、なにぶん非営利ですので、サイトも複数ありますし、サイト運営ばかりやっていたら、自分の生活がままならなくなってしまいます。汗
というわけで運営の問題は、ポリシーの問題よりも大きな問題なのです。
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さて、最後に現状は?と言いますと、残念ながら、ほとんどのサイトが放置状態です。。。
サイトとしての役割や、その成果は長続きしなかったなあ、というのが感想です。
ただ、これであきらめずに、理念やポリシーをもっと厳格にして、また別の新たな試みをしてみようかなと思っています。
先ほどあげた2つの問題を解決していけば、とても楽しくできることは今までの経験上間違いないので、解決策を考えつつ、これからの方向性も考えて見ようと思います。
(何か良いことをしよう!と思ってる人が現れるのも期待してます。)