Googleリーダーまだ使えるね♪
Googleリーダーが7月1日で終了ということで、焦ってエクスポートしていろいろ調べて代替策を調べていました。
メインPCも(超使いにくい…)Win8のウルトラブックにチェンジしたばかりで、設定のカスタマイズやらアプリのインストールやらでバタバタしていたので、もう大変なことになっています。
ただでさえ仕事が忙しいというのに余計な仕事が増えたー・・・、などと思っていたら、あれ?まだGoogleリーダー使えてるし・・・。
だったら焦って「Feedly」に移行しなくてもよかったなあ~。
なんて思いましたけど、まあ猶予期間だと思いますし、突然プツっと終わったらそれこそ本当にアウトなので、まあいいかと。
で、この「Feedly」ですが、Googleリーダーライクでとても使いやすいです。
「スター」機能も「後で読む」機能として利用できますし、ほぼ今までと変わりなく利用できます。
ただ現状の欠点は、一見シンプルだが少しおせっかいなUIと、1週間くらい読まないでおくと勝手に既読にされてしまう仕様でしょうか。
後者はかなり厄介で、1週間以上過去の記事だと手動で「未読」にしても無視されてしまいます。(バグ?)
つまり、過去の記事で残しておきたいものは「後で読む」として保存しておけってことなんでしょう。
自分の場合、過去の未読記事は後で読むのではなく、こんな記事が過去にあったという履歴として一時的にタイトルだけ表示させておきたいという用途なんですけどね。
そして、「スター」機能は「半永久保存用」として利用していたので、ちょっと困惑しております。
さて、そういえばGoogleリーダーの代替ツールを探していた時に巡り合ったニュース記事がありまして、それは「Googleリーダーは時代遅れ」というもの。
http://yorikanekeiichi.com/google-reader-is-obsolete-2173.html
いやー、流行とかそういう次元の問題ではないように思うのですが・・・。
だってさあ、自分って頭がキレるタイプの人間ではないので、多くの情報からそれの背後にある普遍的なものを見つけるみたいなことをしないと事実を見誤ることも多いしさぁ、それにあーだーこーだ・・・、などと言い訳を考えていたらトドメの一言が。
「ビビって代替手段を探す人が多いが、基本的に時代錯誤」・・・だそうで・・・。
うそー! 自分じゃん!(苦笑)
まあ、このニュース記事を書いた人も同業の方だと思いますが、このIT業界特有の「古いものは悪」みたいな発想は勘弁してほしいです。
もっとニーズの本質をとらえたうえで新旧の優劣をつけてほしいものですが・・・、あれ、よく読むとこの作者ってITのプロではなくない??
なんとなくですが、この記事はきっとなにかのプロパガンダだと思いますので、とりえあえず放っておくことにしました。笑
でも、本当にそうなんですよ、気を付けないとIT業界の「新しいものゴリ押し」攻撃に負けてしまいますからご注意ください。
そういえば、まだ自分がサラリーマン時代の、さらにその前の派遣社員時代だったころの話ですが、某IT系の有名なプログラム月刊誌に、これはすごい!って複数月にまたがって取り上げられていたツールを当時のプロマネが採用したんですが、あの時のことを思い出しました。
当時の僕の派遣先は商社系大手Sierでしたが、一人の「神」のようなスーパーマン的な人(そのプロマネさん)がその他大勢を仕切るというよくあるパターンの組織構成でした。
それにしてもそのプロマネさん、超大手のシステムに、よくもまあそんな話題性だけの「ぽっと出」のツールを使ったなあと。
内心かなり不安だったのですが、どうも周りは「あの人が採用する技術なら大丈夫だろう」という雰囲気。。。
しかし派遣された初日にプロマネの一番弟子に仕事の進め方の件で喧嘩を売ってしまった自分としては、これ以上立場が危うくなるのは嫌なので静かにしてました。(あの頃は若かったですね。今は誰にでも従順な自分です。笑?)
でも結局、わずか1、2年で、もはやだれも取り上げない死んだ技術となってしまって、あのシステム、今頃どうなっているんだろうってたまに思い出します。。。
とはいえ、新しいものがダメってわけでもなく本質を見ましょうって話なのですが、そもそも「人」って年齢を経ていくうちに、使い慣れたもの以外は受け付けなくなってくるってのも事実ですよね。
電化製品がよい例です。
エアコンや冷蔵庫、いろんな機能がついてますが、たいがい初期設定のままです。
なかにはいろんな機能がついているのに「ON/OFF」しかしないものもあります。笑
若い時なんかマニュアルをくまなく読んで全部の機能を試したりしてましたが、あの頃の勢いはどこにいってしまったのでしょうか。
(あの時は時間もたくさんあったし、機能は使わないともったいないという感覚もあったかもしれません。苦笑)
最初に書きましたが、メインPCをレッツノートから別の機種に替えて、やっぱり新しいものにチャレンジしないとダメだなぁと実感しました。
今までと異なる環境に対して、「これはないわ」とすぐに切り捨てるか、逆に「すぐに慣れるさ」と頭を切り替えるかって、その後のことも考えると大きな分岐点です。
もちろん、どちらが正しいかは後になってみないとわかりません。
でも、単純に「慣れてない」だけで切り捨ててしまっていることって、自分くらいの年齢になってくると増えてきませんか?
それを見抜いた上で後者「すぐに慣れるさ」を選択するって、けっこう色々なことに「つながる」なあと思いました。
長くなるので具体的には書きませんが、けっこう自分的に貴重な発見でした。
「新しいものにチャレンジ」なんて昔から多くの人が常套句のように使っていて、しかもほとんど右から左に聞き流されるフレーズですが、こうやって自分が本当に実感したときに初めて効果が出るんだなあと思った次第です。