人の見分け方
社長・経営者でなくとも人を見分けることは重要です。
今回は自分流の「人を見分ける方法」を書きます。
と、その前に、僕は人を見分けるのが、うまくはありません。
いえ、正確には、いわゆる、典型的な技術系で、お人好しの部類の人間ですので、
「この人、悪いなあ」
と思っても、相手の出方次第で許してしまうか、敢えて騙されたりします。
(騙されると言っても、騙されても、あんまし害がない時に限りますけど。)
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さて、まず一番の基準にしていることは「行動」です。
基本的に、人は「言う事」でなく「する事」で判断します。
「言う事」と「する事」が異なるのは、すなわち、ウソをついているという事です。
勘違いしているなら、仕方ないですけど。
「思っている事」と「言う事」と「やる事」がバラバラなのは、コミュニケーションの取りにくさにも繋がります。
なぜバラバラなのかは、簡単です。
プライド、恐怖、欲、防衛本能 ・・・(他にもいろいろありますが。)
当然ですけど、これらがない人のほうが付き合いやすいですよね?
だからつまり、心と口と行動が統一された人というのは人間的にもできた人であることが多いのです。
まあ、とにかく、言う事と思う事を合わせても、やる事・する事まで完全に合わせられる人は、なかなかいません。
なので、「人は言う事でなくする事で判断する」という基準は自分にとって非常に重要なのです。
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さてさて、余談ですが、いろいろな人に会って思うこと。
見ただけで悪人とわかる人は、わかりやすくて良いですね。
最初から近づきませんからね。
でも、一見、良い人風で人当たりがよくて、実は「心はよろしくない」という人は、わかりにくくて困ります。
でも、だいたい雰囲気や話し方や態度、つまり行動で判断できますから良いのですけど。
それでも、面と向かうと、言い方や表情で、「ま、いいか。」って赦しちゃうんですよね。
が、プライベートならよいですが、ビジネスでは赦してはいけない事もあるよなぁ、と最近思うようになりました。
多くの人が影響を受ける場では、鬼になって、厳格に対処することも必要なのだなと。。。
でないと関係者みんなが不幸になる場合もありますね。